税理士グループ省エネ NewsLetter 2025年9月号
(1).【資源エネルギー庁二次】・「空調機」「燃料転換」9月10日採択発表!
(2).【資源エネルギー庁三次】・複数年度事業申請で全件完了しました!
(3).【ファンコイル冷暖房】の懸念・問題点が再びクローズアップされました!
〇資源エネルギー庁「第二次」で弊社は8件申請ですべて採択でした。
※エネ庁は、最初に「書類審査」で多くが落とされます。通過後の採択率を公表!
?下記は、補助金額上位のベスト3です。
◎他に宮城県・山形県・熊本県2件・鹿児島県での採択がありました。
※観光庁では補助上限1千万円のため「全館空調機更新」などに最適です。
〇資源エネルギー庁「第三次」では9/24締切・最後3件申請しました。
?他に2件はお断りさせて頂きました。
・観光庁「エレベーター」とエネ庁「空調機」でした。
・理由は「最小限の必要書類」を揃えて頂きましたが、受け取ったのが
4営業日前。これではとても間に合わせるのは不可能です。
□【環境省SHIFT事業】を2年ぶりに手掛けました。
◆当時、全国全産業で11件のみ採択の内 5件が弊社!
・弊社「専門チーム」でも「二度とやりたくない!」というほどの代物。
・では、何故?!今回「手掛けたのか?」
〇ここに【ファンコイル冷暖房機】の問題点が浮上してきます。
◆「既設ボイラー&チラー_冷温水発生機等ファンコイル」の熱源は【A重油・灯
油・ガス】ですから【空調機】に更新した場合「大きなランニングコスト」の
削減が見込まれます。また「ヒートポンプチラー」は電気でも全館セントラルで
回るため効率が悪いのは確かです。
しかしながら・・・
- 【環境省】【エネ庁】など「省エネ率」「省エネ量」「省エネ効果」などの審査
が厳格な団体ではファンコイル⇒空調機の場合、大体の施設様が落とさます。
◆ 何故か?!結論から申し上げますと、空調機にした場合に容量が3割ほど大きく
算出されるケースが十分にあり得ます。理由は下記の通りです。
1. 能力の表記条件の違い
・チラーは冷水の入口・出口温度で能力を表すのに対し、空調機は室内外温度条件
で表記されており、数値の基準が異なります。
1. 同時使用率の考え方
・チラーは建物全体の最大負荷を前提にしますが、空調機は各室の使用状況を加味
して容量を積算するため、結果的に大きめに見えることがあります。
1. 機器効率の向上
・既設チラーが古い場合、効率(COP)が低く、最新空調機では同じ電力でもよ
り大きな能力を発揮できるため、容量差が出ることがあります。
□ホテル旅館様においてはこれらをクリアできる弊社チーム
でしか採択を導き出せなかったのが今日までの結果です。
・基本的に「大規模工場」「大型商業施設」向けということもあります。
・今回2年ぶりのSHIFT申請でも「一次審査最終日」まで【既設ファンコイル】室内機
型番からすべての吹き出し口容量を【新設空調機】と対比させた「能力算出を明日午前
中までに出しなさい」というふうに様々な要求を毎日のように平気で言ってきます。
※しかも「施設様」でも記録がない。メーカーでも旧くて残っていない。
※それを弊社チームで「独自計算技術」により、結果を導き出しているのです。
※ご想像に難くないと思いますが「二度とやりたくない!」補助金です。
※今回「該当施設様」は【冷温水発生機】⇒【全館空調に更新】で著しく
「審査要件数値」が悪く「すべり止め」の対策として手掛けたものです。
□このSHIFTを中部「大手中堅ガス会社」様が・・・
・自社で供給した「GHP」から「全館空調更新」のご要望だったこともあり、
下請けの「空調工事業者」様を使って手掛けようとしていました。
〇弊社がご用命を受けて入ったのは直前のことでした。
☆結果として「全館空調機」「キュービクル更新」「高効率ヒートポンプ」の
契約をさせて頂きました。
〇もし、弊社が入っていなければ・・・
・SHIFTは端から「要件を満たしていない」ことが判明。
・全館空調機更新工事は、弊社より2千万円以上高かった。
・キュービクルは1500万円程度の損失を被るところだった。
〇北海道~九州まで「よくあること」なので見極めることが肝要です。
□最後にお願い!
?弊社では「補助金支給額」10%の成功報酬。
〇さらに稼働後「4、5年間」に亘る【成果報告書】の作成をこの金額
でサービスで実施しています。本来は施設様の範疇なのです。
〇申請案件と重なる場合は、そちらを優先させて頂きます。
・矢継ぎ早に執行団体の都合で急かされますが、一度「採択になって補助金
を得ている」以上、問題はありませんのでそのようにご対応ください。
・手が空き次第に取り掛かります。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。