税理士グループ省エネ NewsLetter 2024年9月号
〇「観光庁サステナビリティ第二次(今期最終)」申請!
◆8月30日締切分!
今回の申請は北海道から九州熊本までに亘りました。
全ての申請を無事完了致しました。
但し、申請中➡採択➡工事までの間に詳細を詰めていくというのが通例のことですのでご了承ください。
⭕️【高効率ヒートポンプ工事】には
流量・熱量計算、温度差制御など施工術式が必要!
・これは全国的に見て「熱量計算」をせず既設が【過剰設備】であることも知らず、同じ能力のボイラー入替と配管繋ぎ替えのみ。
・従ってヒートポンプ施工技術に乏しい。
※これが各地の熱源配管工事業者に共通して見られる傾向です。
・そこで弊社は東芝キャリアと三菱電機の技術部と連携して何度か施工ノウハウの伝授をします。初であればその時間も必要です。
・それでもムリなら何社か業者様が変更になることもあります。
☆この事は、何年にも亘り弊社から様々な設備工事を導入して頂いている施設様はよくご存じのことです。
・「高効率空調機」「高効率ヒートポンプ」導入にせよ、ボイラーに多く見られるような【定額の保守メンテナンス契約】は結んでいない。
・何年経っても故障やほぼ不具合が見られない。あるとしたら初期不良。あっても大手メーカー製で翌日には解消してきています。
☆また、【業務用冷凍冷蔵庫】【節水トイレ&シャワー】【LED照明】など今回も複数請け負っていますが50%以上の省エネ率になっています。
☆【エレベーター更新】も1/2採択実績から今回も5件あります。
〇悩みの種は「工事業者の技術及び地方間格差」!
☆空調機更新でさえ格差が大きいのは「北海道」はじめ東北の寒冷地域
・【ファンコイル冷暖房】の歴史が長い。
・更新にしても【冷温水発生機】を薦められる。
※今は「全館空調化」した方が導入コストもランニングコストも安くなります。
・新設の空調機更新にしても冷媒配管を引き回す敷設経験が少ない。
【函館ホテル】の例
・客室外にベランダがあるならまだしもルームエアコンで1:1
・外壁に足場組んで吊るすしかない。
・屋上設置も耐荷重で持たない。
ということでしたが、調査したところ、地上周り、中2階等エントランス屋上、非常階段の踊り場、屋上そのものも含めればいくらでもあるのに。
耐荷重といっても空調_室外機程度はいっても100kg
※築50~60年は全国で普通に施工完了しています。
※ヒートポンプで1t重量でさえ屋上の鉄骨梁上に設置して何ら問題なし
・おそらく地元工事業者から上記「苦手理由」からそのように言われたのではないでしょうか!?
☆もし、鵜呑みにして「ルームエアコン外壁掛け」で補助金申請_導入してしまったら・・・
向こう10年以上も省エネ効果に乏しく回収もなく経費の掛捨てに!
◆これは弊社が提携する北海道施工業者も証言しています!
◆プライム企業メーカーも北海道は施工業者が極端に少ない!と今期は中止している設備もあります。
※本州から連れて行くも2024年問題_働き方改革でそれも儘ならずの結果です。
ルームエアコン設置より業務用空調機設置の方が安くなります。
北海道ではこれが逆転している見積りが多々あります。
※また、三菱電機でもダイキンでもその子会社系列より弊社の方が材工ではるかに安くなる実例は何度も示しています。
◇京都市【240室ホテル実例】GHP➡EHP 10年間で-3,300万円削減
・「ダイキン東京本部の検証で判明」と前回記載しました。
・ガス空調➡エアコン空調に更新ということでしたが、都市ガス代の安い京都市でもこれほどの省エネ効果になるのです。
☆従って【ファンコイル冷暖房】【冷温水発生機】【10年以上前の空調機】からの更新なら、さらに削減効果が出ます。
〇問題は・・・
売上高は把握していても「経費の垂れ流し」には気付かず!
〇今や確実なのはエネルギーコストの削減」です。
?【高効率業務用空調機】に掛かる電気代は4.07円です。
?【高効率ヒートポンプ】に掛かる電気代は6.11円です。
※いずれも施設様の電気代単価¥22円でもこれだけの省エネ化になります。
☆くれぐれもお忘れなきよう【予算組】をお考えください。